バンライフ

始める前に知っておきたい!バンライフのデメリット|対策と心構え

バンライフのデメリットへの対策と心構え

1年半の海外バンライフの経験を通して、その魅力にどっぷりハマっている筆者ですが、バンライフにももちろんデメリットはあります。

旅に出てから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、バンライフに興味のある方にはぜひ読んでいただきたい記事です。

デメリット1:まとまった時間が必要

海外でのバンライフなら、最低でも2週間は欲しいところです。

【日本で会社勤めをしていて、年に1〜2回、1週間程度の休みがとれる】という方に、海外でのバンライフは不向きです。

バンライフを始めるには、車の準備から始まります。ベッドを設置したり、必要なものを買いそろえたりと、準備だけでも数日間かかります。

また、旅先での移動にも時間がかかります。

旅先で効率よく移動するなら、断然、旅行会社のツアーに申し込むことをおすすめします。旅行会社に頼らずに個人で旅をするとしても、公共の交通機関を利用するほうがよいでしょう。

デメリット2:車旅ならではのトラブルが起こる可能性

公共の交通機関で旅をしていれば起こらない、バンライフならではのトラブルの代表例が

  • 車の故障
  • 車の事故
  • 交通違反
  • 車上荒らし

です。

もしこのようなトラブルが起こってしまったら、その時点で旅が数時間〜数日、中断します。最悪の場合は旅が終わります。

バンライフはとてつもなく自由度が高いですが、その分、なにかあったときの責任やリスクも大きい旅スタイルです。

何事もなく旅を終えるのが理想ですが、旅にトラブルはつきもの。万が一トラブルが起こったときの対処方法を知っておくことも大切です。

車の故障

旅する国と期間にもよりますが、パンク程度の小さなトラブルを含めると、車の故障はまず起こります。

海外では、ある地点からある地点へ移動する際、未舗装の道しか選択肢にない場合があります。それが30キロ以上続き、タイヤに大きなダメージを与えることもあります(実話)。

メキシコやコロンビアなど、車がスピードを出しすぎないように、あえて道路に凹凸をつけている国もあります。車体の下が地面と擦れて、マフラーが壊れることもあります(実話)。

このように、日本より道路のコンディションが悪い国では、車が故障する確率も上がります。

まずは、各地域の車の修理工場の調べ方を知っておく必要があります。

その地域に車が走っている限り、車の修理工場はあります。しかし、現地の言葉でうまくコミュニケーションがとれなかったり、替えの部品がその国になかったりと、スムーズにいかないこともあります。こちらが観光客と分かると、高額の修理代を請求されるケースもあるので注意が必要です。

まず、タイヤ交換やオイル交換などの小さなメンテナンスは、自力でできるようになっておくと役立ちます。

大がかりな修理になると、車の修理工場に行くしかありません。わたしは、海外の修理工場に10回近くお世話になったことがありますが、その際は以下のような工夫をしています。

  • バンライフ仲間に、その地域で評判のいい修理工場を聞く
  • 車の現状を現地の言葉で伝えられるよう準備しておく
  • 車の部品の説明が難しい場合は、インターネット上の写真を用意しておく
  • 修理金額は、修理開始前にしっかり確認し、書面に残しておく
    書面に残す風習のない地域では、携帯電話の電卓機能に金額を打ち込み、スクリーンショットを残す。その画面を相手にも見せる。
  • 修理が終わったら、修理箇所をその場で見せてもらう
  • 修理工場の前の道路で実際運転してみて、問題が解消されているか、なにか不具合がないか等の確認をする

車の事故

わたしはまだ、海外で車の事故に遭ったことはありません。(危ないことはありました。)

しかし、バンライフをする限り、交通事故に巻き込まれる可能性はゼロではありません。公共の交通機関を利用している限りは起こらない”事故の加害者になる”という可能性もあります。

事故の加害者になると、責任を問われたり、高額請求されたりする場合もあります。

細心の注意を払って運転すること、事前にきちんと保険加入しておくことなどが大切です。

また、日本では考えられないレベルに道路が混雑する街を避ける、というのも賢い方法です。

わたしが旅した中で、運転が難しかった場所は、断トツでボリビアのラパスです。2車線の道を3列になって進む上、信号関係なく車が突進してくるので、とても怖かった記憶があります。

交通違反

各国それぞれの交通ルールがあります。新しい国に移動したら、その国での運転ルールに従う必要があります。

制限速度の表示が分かりにくい国もありますが、「知らなかった」は通用しません。違反すれば、罰金を請求されることもあります。

また、駐車場所にも注意が必要です。バンライフでは車中泊をする機会が多いですが、夜間駐車禁止という場所も多く存在します。

車上荒らし

わたしは幸運なことに、車上荒らしに遭うことはありませんでしたが、あまり治安のよくない地域も旅したので、常に細心の注意を払っていました。

わたしが行っていた車上荒らし対策は、以下のとおりです。

  • 財布や携帯電話などの貴重品は常に携帯(車の中に放置しない)
  • 車の外側から見える場所に、小銭や食べ物を置かない
    ※外から見える場所に1ドルコインが置いてあったために、窓ガラスを割られたケースあり
  • 車をピカピカに磨かない
  • 比較的治安の悪い地域では、車中泊を諦め、ガレージ付のホテルに宿泊する
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デメリット3:トイレ・シャワーを探す必要がある

キャンピングカーなら、車内にトイレやシャワーがついていますが、そうでない場合は必要に応じて探す必要があります。

世界的に見ると、日本のように、デパートやコンビニで気軽にトイレを利用できる国は稀です。しかもそれが無料で、毎日清掃もされているとなると、そんな国はなかなかありません。

今まで訪れた国では、30〜100円程度をトイレの入口で請求されることが多かったです。南米に関して言うと、トイレットペーパーは、ほぼ設置されていません。入口でトイレ使用料を払うときに、50センチ程度のトイレットペーパーを渡されることが多いです。

カフェのある地域では、コーヒーを1杯購入して、トイレを利用するという選択肢もあります。ただ、この方法は、1日1回程度ならいいのですが、毎回コーヒーを買うのもなかなかの出費になります。また、コーヒーの利尿作用でまたトイレに行きたくなるので、本末転倒な感じでした。

シャワーに関しては、キャンプ場やホテルのを利用していました。シャワーのみの金額を設定していない施設でも、「宿泊はしないけれど、シャワーだけ使いたい」と言うと、その場で考えて金額を提示されることがほとんどでした。この金額は、オフィシャルなものではないため、交渉可能なことが多い印象でした。あまりに高い金額を求められたときは、別の施設を探すようにしていました。

「お湯が出るよ」と言われてお金を払っても、実際には水しか出ないこともありました。そもそも水すら満足に出ないシャワーもありました。半年間シャワー交渉を続けたわたしが学んだ最善の方法は、金額交渉の際に、実際のシャワーを見せてもらうことです。その際、実際にお湯を出してみることが重要です。

この方法で、最終的にはいいシャワーを探すのが上手になりました。

とはいえ、海外を旅していると、そもそもキャンプ場やホテルがまったくない地域もあります。また一度山奥に入り込むと数日間街には戻れないこともありました。

あまり大きな声では言えませんが、中南米を旅していた頃、1週間に1度程度しかシャワーを浴びられないことが何度もありました。

1週間ぶりにシャワーを浴びられるあの感覚は、最高に幸せでしたが、日本にいる今は考えられません。

さいごに

こんなにバンライフのデメリットを並べるのは、これから旅に出る方が、あらかじめ心構えと対策ができればいいな、という思いからです。

これだけのデメリットがあっても、それでもわたしはバンライフが素晴らしいと心から思っています。下の記事にはバンライフの魅力を詰め込んだので、ぜひ読んでみてください。

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